普段、屋上ハッチ・点検口(マンホール)を見ることは少ないかと思いますが、実は経年劣化によって錆びや腐食が発生する恐れがあります。
さらに、劣化が進行すると穴が開いてしまい、そこから雨水が浸入する可能性もあるため、定期的な点検・メンテナンスが必要となります。
ここでは、屋上ハッチ・点検口(マンホール)のメンテナンス方法や交換費用についてご説明いたします。
屋上ハッチ・点検口は経年劣化で穴が開いてしまいます
屋上ハッチ・点検口(マンホール)は、ほとんどがスチール製で塗装が施してあり、経年劣化によってサビや腐食よる穴が生じます。
屋上ハッチ・点検口(マンホール)はそれ自体で雨水の浸入を防いでいるので、もし穴が空くと雨漏りに繋がってしまいます。そのため、定期的な塗装メンテナンスが大切です。
ただ屋上にあるものなので、なかなか定期的にメンテナンスを施すのは難しいですよね。そこまで気にしていないという方が多いのではないでしょうか?
また、結果として穴が空いてしまったり、「4~5年ごとに塗装するのも面倒くさい」ということなどから、新しいものに交換したいと思われる方もいらっしゃると思います。
その場合は、ステンレス製の屋上ハッチ・点検口(マンホール)に取り換えられることをお勧めします。
屋上ハッチ・点検口(マンホール) の交換工事
既存の屋上ハッチ・点検口(マンホール) はメンテナンス不足によりサビが著しく、部分的に腐食して穴が空いています。
また、風が強い日は蓋を開けるときに風圧で蓋が持っていかれて、危険な思いをされることもあると思います。
そこで、今回はステンレス製のダンパー付き 屋上ハッチ・点検口(マンホール)に交換しました。
ステンレス製は塗装が必要ないのでメンテナンスフリーになりますし、強風で蓋があおられて持っていかれることも、蓋が勢いよく閉まって危ない思いをすることもありません。
ステンレス製屋上ハッチ・点検口(マンホール)工事費用
ステンレス製の屋上ハッチ・点検口(マンホール)の設置にかかる費用は、約28万円(材工、荷揚げ費含む)です。
また、スチール製はステンレス製の約半額で施工できますが、塗装費用(約25,000円)が別途かかります。さらに、スチール製の場合は4~5年ごとに塗装メンテナンスが必要になります。
ステンレス製であればメンテナンスフリーなので、長期的に見るとコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。