
代表:品川真一
保証期間がいくら長くても、その会社が倒産してしまえば終わりです。そんな保証では不安ですよね?
リフォーム瑕疵保険は、施工会社が倒産しても修繕に必要な工事費用がおりる保険です。保証ではく保険です。より安心を求める方にオススメです。
このページでは、リフォーム瑕疵保険について説明していきます。
目 次
会社が倒産したら保証は無効
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塗装会社が独自に付けてる保証は、会社が倒産してしまったら無効になります。会社自体がなくなり社員は一人もいなくなりますからアフター対応のしようがありません。
中小零細企業は倒産するリスクがあるので、大手企業が発行する保証書でもない限り若干信ぴょう性が低くなります。
倒産するリスクは、企業存続率というデータを見るとわかります。企業存続率は、起業して5年後には85%の企業が倒産し、10年後には94%の企業が倒産し、20年後には99.7%の企業が倒産しているという国税庁のデータがあります。
「せっかく長い保証を付けてもらったのにこれでは安心できない。何か対策はないのか?」という方のためにあるのがリフォーム瑕疵保険です。
リフォーム瑕疵保険とは?
動画参照元:一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会
リフォームかし保険は、リフォーム工事施工中に第3者の一級建築士が工事が「しっかり行われているか?」を検査をして、問題なければ5年間(部位により1年)の保険に入れるというものです。
施工に問題がある場合は、合格するまでやり直す必要があるため、欠陥工事をされる心配が低くなります。
また、保険期間中に、工事の対象箇所に不具合があった場合でも保険会社から業者に費用が支払われ、お客様は無料で補修できます。
不具合があった際に、施工業者が倒産していたとしても、お客様は保険会社に補修費用を直接請求することができます。ただし、免責料金10万円(保険会社により異なる)をお客様が負担する必要があります。
かし保険の登録業者になるためには審査がある
すべての業者がリフォームかし保険を使えるわけではありません。リフォームかし保険を利用するためには、事業者は事前に保険法人の登録事業者になっておく必要があり、審査を受け合格した事業者のみが保険を使える仕組みになっております。
保険会社は、手抜きをするような業者を審査に通すと自分たちが損をすることになるため、しっかりと審査をします。言い換えれば、リフォームかし保険に登録している業者は安心できると言えます。
以下のリストは、リフォームかし保険に申し込んだ利用実績も業者毎にわかりますので、業者選びの参考にしてください。
リフォームかし保険費用はいくら?
かし保険の費用は、お客様のご負担になります。「費用は保険料+検査料」で計算します。
工事の請負金額が150万円の外壁塗装工事をしたと仮定すると、リフォームかし保険料は「保険料23,200円+検査料14,410円=37,610円(税込)」です。
37,610円で5年間の保険が付いてきて、第3者の一級建築士の検査が受けられるのですからお得ですよね。
「保険料」と「検査料」算出方法を説明します。
保険料の算出方法
*JIOリフォームかし保険費用より抜粋
工事の請負金額が150万円なので、上図の100万円超200万円以下に該当し、保険料は23,200円(非課税)となります。また、保険金の支払い限度額は200万円です。
検査料の算出方法
*JIOリフォームかし保険費用より抜粋
工事の請負金額が150万円なので、上図の100万円超300万円以下に該当しますので、検査料はBの14,410円(税込)となります。
この場合の検査のタイミングは完了検査なので、例えばベランダの防水工事を含む場合で、中間検査と完了検査の2回で申し込む場合は、A+B=13,750円+14,410円となり計28,160円が検査料となります。
ただし、防水工事を含む場合でも、施工中の写真を提出すれば中間検査は免除できるので、Bの完了検査(14,410円)のみとなります。
リフォームかし保険の申し込みの流れ
リフォームかし保険の申し込み手続きは大同防水が無償で代行申請をいたしますので、ご契約前にリフォームかし保険希望とお申し付けください。

リフォームかし保険の仕組み

かし保険法人は5社のみ
かし保険を取り扱っている保険会社は、以下の5社のみです。
・日本住宅保証検査機構(JIOリフォームかし保険)
・株式会社住宅あんしん保証(あんしんリフォーム工事瑕疵保険)
・住宅保証機構(まもりすまいリフォーム保険)
・ハウスジーメン(住宅かし保険)
・ハウスプラス住宅保証(リフォーム工事瑕疵担保責任任意保険)
まとめ
リフォームかし保険料は、150万円の工事で37,610円税込み(保険料23,200円+検査料14,410円)。
リフォームかし保険に加入すれば
・工事中に第三者の検査が受けられる
・引き渡し後に外壁・屋根・シーリング工事などの第三者保証が5年間付与される
・万が一、瑕疵(不具合)が発見されれば保険で無償補修ができる
・不具合があった際に、施工業者が倒産していたとしても、お客様は保険会社に補修費用を請求することができます。ただし、免責料金10万円(保険会社により異なる)をお客さん負担する必要があります