
複数社から見積もりを取ってみたものの、どこが工事に含まれていてどこが含まれていないのか、わかりにくくないでしょうか?
このページでは、住宅でメンテナンスが必要な部位(一般的にメンテナンスする部位)の名称を図で解説しています。
塗装が必要な家の部位の名称
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外壁塗装工事では一般的に左図の部位を塗装します。仮設足場があるうちに出来るメンテナンスは一緒にやっておくのがベストです。
各部の名称は聞きなれない名前ばかりだと思いますが、例えば横樋(よこどい)の裏にある板のことを鼻隠し(はなかくし)といいます。
鼻を隠す?実はこの鼻隠しは屋根の先端部分の断面を隠しているから鼻を隠す→鼻隠しと呼ばれています。
そのほかには、胴差(どうさし)。1階と2階の中間部にベルトのような板が回してあるのですがこの部分を胴差といいます。まさに人間の胴に回すベルトのようですが、それなら胴回しで良かったのでは・・・(笑)。
あとは破風(はふ)。妻側の三角の部分の板のことを破風と呼びますが、風を破る役目があるのでしょうね。確かに破風がなかったら風で屋根が飛びそうな気がします。
外壁塗装をお考えで相見積をとられる前に、この家の塗装する部分の名前を覚えておかれることをお勧めします。どこを塗ってどこを塗らないのかを確認しないと、業者間に金額の差が生じてしまい、一見安いと感じても実は入ってなかったなんてこともあるかもしれませんのでご注意ください。