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塗装業者によって見積金額が違うのはどうして?

塗装業者の見積金額に差がある理由

中間マージンと粗利率

会社によって粗利率は違いますから、見積金額に差が出るのは当然です。例えば外壁塗装をハウスメーカーに注文した場合、塗装専門店だと120万円の工事が、ハウスメーカーだと同じ内容で180万円になります。

健全な経営をしていくためには30~35%の粗利が必要なはずですが、ハウスメーカーの粗利率は優に50%を超えています。次にハウスメーカーが発注する大手塗料メーカーの粗利率も40~50%。これではお客様は無駄な中間マージンを上納するだけで、実際の職人は30万円を切る給料で仕事をしています。

逆に安すぎる会社も危険です。原価はどこもたいして差はないはずですが、めっぽう安いところは原価管理ができていない可能性があります。あるいは、最初から粗利を下げて仕事を取ろうとしてるかです。なぜ、粗利を削ってまで安く仕事を取る必要があるのでしょうか?

安くしないと仕事が取れない会社か、一円でも安く提供することが良いことだと勘違いしているかです。それよりも大事なことは、工事を完工引き渡しした後もずっとアフターサービスを継続していける力があるかどうかなのです。そのためには利益は必要不可欠です。

安い塗装業者は工期も短い

広島市西区のあるお客様によると、同じような形の住宅の塗り替えを先にされたご近所様に価格を聞いたら100万円だったけど、工期が1週間で終わったのでちゃんと塗っていないと思い、別の業者に見積もりを取ってみると180万だったが結局そこにお願いしたそうです。工期は約1か月かかったとのことです。

同じ住宅なのにかたや100万円、かたや180万円で塗り替えた。その差は工期の長さにありました。100万円の業者は2人x6日=12人工で完了、180万円の業者は2人x30日=60人工で完了しました。その差は実に48人工にも及びます。

どちらも塗装職人の施工で、180万円の工事を行った業者は1級技能士と腕は一流でした。100万円の方の職人は、一流の職人が30日かかる仕事をたった6日で終わらせられる超スーパーエリート職人だったのでしょうか?それはまずありえません。超スーパーエリート職人なら逆に給料が高いはずですから。

その差は、塗回数です。塗料の使用料です。可使時間を取っているかいないかの差です。乾燥養生期間を設けているかどうかの差です。下地処理に手間をかけているかどうかの差です。工事工程管理上、監督の細かい指示や検査などが工程管理上組み込まれているかどうかの差です。

それらがすべて工期の差となり、金額の差となるのです。

資格取得は自分の価値を上げるための投資

先に述べたように給料の差は避けられません。覚えたてのアルバイトのような素人が塗るのと、一級技能士が塗るのとでは給料が違います。
また素人が管理するのと施工管理技士が管理するのとでは給料の差があって当たり前です。だって彼らは自分に投資をして資格を取得したのですから。

有資格者のほうが給料が安いなんて世界はどこにもないはずですから。

客層と業者層がある

とにかく安ければよいというお客様と、値段だけではなく良い仕事をしてくれてきちんとアフターも面倒を見てくれるところが良いお客様と、ハウスメーカーに頼んだほうが安心というお客様と、お抱えの工務店に頼むというお客様がいらっしゃいます。いわゆる客層の違いです。

それと同じように塗装業者にも、ただ安い業者、安くはないけど良い仕事をしアフターもきちんとやる業者、うまくはないがお客様との信頼関係が厚い業者がいます。業者層です。どんな業者が自分に一番合っているかを見極め、業者のターゲットを絞ることが外壁塗装に失敗しない近道であることは言うまでもありません。

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