Q.30年持つ塗料ですと言われたのですが本当でしょうか?
Q.30年持つ塗料ですと言われたのですが本当でしょうか?
A.30年持つ塗料があったとしたら、まずマスコミが放っておきません。プロフェッショナルとかがっちりマンデーなんかの番組に取り上げられると思います。
そして、その番組を見た多くの視聴者や企業が問合せすると思うのです。
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なぜ、彼らはそんなすごい塗料を1件1件、地道に玄関のベルを押して回るという行動をとっているのでしょうか?すごく効率が悪いですよね。
見方を変えてみると、むしろこそこそと隠れるように行動しているように見えます。
それから、30年持つ塗料が存在していたら、戸建て市場よりもまず公共施設や造船など、長期的にメンテナンス費がかさむ市場に先に広がるはずです。
結論を言うと、
A.30年持つ塗料は存在しない
というのが正しいと思います。
万が一、30年持つ塗料があったとしたら・・・
万が一に30年持つ塗料があったとしたら、施工業者は点検に来なくなるのではないでしょうか?
30年持つ塗料を塗って30年間点検に来ないより、10年しか持たない塗料を塗って10年ごとに点検に来てもらう方が良いと思います。
なぜなら、企業存続率データでは、起業して30年後にその会社が生き残っている確率は0.02%というデータが出ているからです。
30年持つ塗料だったとしても、その企業が30年後に存在している確率はたったの0.02%。逆に言えば99.98%は倒産していることになるのです。