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積水ハウスの外壁乾式目地の下地処理方法

外壁乾式目地(ガスケット)とは

乾式目地ってなに? という話ですが、乾式とはそのまま、乾いているという意味です。では乾式じゃない目地があるのか?ということになりますよね?あります。

乾式の反対は湿式になりますが、湿式目地という表現はあまり使いません。

乾式目地材と一般シーリング材の画像一般のサイディングパネル外壁はシーリング材が充填してあることが多いですが、強いて言えばこのシーリング目地が湿式目地ということになります。

もう少し掘り下げると、シーリング材においては乾式⇔湿式という言い方より定型⇔不定形という言い方のほうが馴染みがあります。

定形(形が定まった)シーリング材が乾式目地(ガスケット)にあたり、不定形(形が定まっていない)シーリング材は一般的に現場で充填するシーリング材になります。

乾式目地の画像ですから、乾式目地は一般のシーリング材ではなく、工場で作ったパッキン(ガスケット)を目地にはめ込んであるタイプと思っていただければわかりやすいのではないかと思います。

この乾式目地が使ってある住宅の例としては、積水ハウスのSHウォールや、セキスイハイム、ダイワハウス、パナホーム、トヨタホームなどにも採用されています。

乾式目地のメリットとデメリット

なぜ大手ハウスメーカーの住宅には乾式目地が採用されているかというと、住宅の長寿命化という考え方がベースにあります。

乾式目地製造メーカーによると、耐用年数は25年~30年と謳っており、一般的なシーリング材の耐用年数の実に2倍以上のデータとなっています。

確かに、外壁の塗り替えを行う際、築15年以上経過していても、乾式目地が採用されている住宅においては9割程度の乾式目地材が健全な状態で残っているケースがあります。

築15年以上経過している住宅では、一般的なシーリング材ではこうはいかないので、乾式目地材の方が寿命が長いと言えます。

逆にデメリットでいえば、乾式目地材はハウスメーカーでないと仕入れが困難であることや、カビが生えやすいこと、あるいは変形したり飛び出してしまう部分があるという点です。

乾式目地の不良部分の補修方法

乾式目地材の変形箇所や縮み部分は撤去し、不定形シーリング材を充填すれば問題はありません。ただし部分的にではなく、目地1本単位での補修になります。

乾式目地材を採用している外壁は、構造体に凝固に固定されているので外壁材の伸縮が少ないのです。逆に一般的な窯業系サイディングに乾式目地を使うと目地部分に隙間が出来てしまい、ベローンと目地がめくれて落ちてくるはずです。

あらかじめ伸縮率が低い外壁材でないと乾式目地は合わないということです。また、乾式目地方式の外壁でも、入隅部分や一部の窓周りは乾式目地ではなく不定形シーリング材が充填されています。

乾式目地の上から塗装する際の注意点

乾式目地を採用している住宅が塗り替え時期を迎えている場合、下の画像のようにほとんどの乾式目地材にカビが生えていると思います。
乾式目地材にカビが生えた画像

このカビを除菌しないまま塗装すると、塗膜に悪影響を及ぼすことになりますので、できるだけ除菌してから塗装する方が良いと思います。というより、カビの上から塗装するのは気持ち悪いですよね・・・

市販のカビキラーも強力なので使えると思いますが、専用のカビ除菌剤を目地に塗布し、こすり取り、最後は高圧洗浄でしっかり洗い流します。
乾式目地にカビ除菌剤を塗っている画像

下の画像がカビを除菌した後の状態です。若干しみが残る部分はもう一度除菌作業を行います。
乾式目地のカビを除菌した後の画像

次に、通常ですと外壁がしっかり乾燥したのを確認してシーラー塗りを行いますが、その前にやっておかなければならないことがあります。

乾式目地材に含まれる可塑剤が経年後黒く変色してくるので、きれいに塗り替えても3~4年すると目地部分だけ黒っぽく変色してきます。

これは可塑剤が塗膜に移行してきて塗膜表面がべたつく状態になり、空気中の汚れ成分を付着させることによっておこるブリード(ブリーディング)現象です。

このブリード現象を抑えるために、専用のプライマーを塗布してから、通常の塗装工程のシーラー塗りから入っていきます。
乾式目地にブリード防止プライマーを塗っている画像

要するに、カビもしっかり除去してブリード防止プライマーを塗ってから塗り替えなさいよ ということです。

ただし、ブリード防止プライマーを塗布すれば絶対にブリードしないということではありませんが、概ね抑えられると思います。

このように、乾式目地の場合の塗り替えにはちょっとした下地処理が必要になりますので、該当するお家にお住まいの方は相見積もり業者さんの提案内容をよく確認されることをお勧めします。

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